2000年度地理科学学会春季学術大会・総会
1.総 会
日 時:2000年5月13日(土) 11:40〜12:10
会 場:松江市総合文化センター(B会場:青少年室)
2.一般研究発表
日 時:2000年5月13日(土) 10:00〜15:00
会 場:松江市総合文化センター(A会場:大会議室,B会場:青少年室)
(1)口頭発表 (※は発表者)
会場A
赤木祥彦(福岡教育大名誉教授):大学入試センターの不適切な問題とこれに対する入試センターの対応
南埜 猛(兵庫教育大・学校教育):作られる統計−インド系住民をめぐって−
井上一真*・田坂郁夫(島根大・法文):中四国地方の水収支−1994年の渇水年を中心として−
中越信和*(広島大・総合科学)・古閑誠子(広島大・院):太田川流域のエコトープ分布特性
藤原 茂(松江北高):湖沼における水産業の変遷
筒井一伸(大阪市大・院):公立中学校の再編成と教育財政−島根県を事例にして−
関根信敬(広島大・院)郊外住宅団地居住者の居住移動特性−広島市安佐南区を事例として−
山下博樹(鳥取大・教育地域科学):津山市における商業立地と中心市街地活性化の動向
馬場史章(広島大・院):福岡市における情報サービス業の事業特性
奥平 理(函館工高専):札幌・小樽地域における宿泊機能の変化 会場B
野本晃史(岡山商科大・商):戦後50年山陰の鉄道交通体系と観光事情
濱田琢司(関西学院大・院):ガイドブックに見る観光資源の発生過程−九州地方のやきものを事例に−
斎藤丈士(広島大・院):中山村の近郊化過程に関する研究−群馬県吾妻郡高山村を事例として−
新藤博之*・藤目節夫(愛媛大・法文):我が国の高速道路の発達過程と発展モデル
秦泉寺明佳(広島大・院):愛媛県中山町における特産物直売施設の展開と農業経営
恩田崇史(島根大・院):中山間地域における農地保有合理化事業の現状と課題−島根県能義郡広瀬町を事例にして−
中條曉仁(広島大・院):島根県仁多町における農村集落の社会・経済と信仰組織の変化
梶田太郎(島根大・院):中近世における小城下町の歴史地理学的考察−美濃国土岐郡妻木を事例に−
舩杉力修(島根大・法文):近世越後頸城平野における伊勢信仰の浸透と定着−伊勢領・神明社を中心として−
(2)ポスター発表
作野広和(島根大・教育)・山本伸幸(島根大・生物資源科学)・藤山 浩(島根県中山間地域研究センター)・中山大介*(島根大・研):GISによる島根県中山間地域集落マップの作成
曽我部拓(広島大・院):シンガポールにおけるリトル・インディアの形成と展開
奥村晃史*(広島大・文)・Bayasgalan, A.(Institute of Informatics, Mongolian Academy of Sciences)・Enkhbaatar, D.(Institute of Informatics, Mongolian Academy of Sciences)・Tsolmongerel, O.(Institute of Informatics, Mongolian Academy of Sciences)・近藤久雄(広島大・院)・杉下一郎(広島大・院)・國重佳代子・中田 高(広島大・文):モンゴル・ウランバートル周辺の活断層
熊原康博(広島大・院)・中田 高(広島大・文)・朝日克彦(Tribhuvan Univ.)・D. Chamlagain(Tribhuvan Univ.)・B. N. Upreti(Tribhuvan Univ.):ネパール中南部,ヒマラヤ前縁帯の断層変位地形
近藤久雄*(広島大・院)・杉下一郎(広島大・院)・中田 高(広島大・文)・奥村晃史(広島大・文)・今泉俊文(山梨大・教育人間科学)・遠田晋次(東京大・地震研)・島崎邦彦(東京大・地震研)・堤 浩之(京都大・理学研究科)・高田圭太(復建調査設計)・池田哲哉(復建調査設計)・原口 強(復建調査設計):3Dトレンチ・ジオスライサー調査により明らかにされた丹那断層の横ずれ単位変位量
3.ミニ・シンポジウム
日 時:2000年5月13日(土) 15:00〜17:30
会 場:松江市総合文化センター(A会場:大会議室)
テーマ:「流域環境のとらえ方と地理学の果たすべき役割」
コーディネーター:作野広和(島根大・教育)・藤山 浩(島根県中山間地域研究センター)
問題提起:作野広和(島根大・教育):流域環境のとらえ方と地理学の果たすべき役割
セッション1 【流域環境と流域圏のとらえ方】
・山本伸幸(島根大・生物資源科学):流域概念による地域認識の可能性と意味
・長澤良太(鳥取大・農):流域を単位とした環境の評価
セッション2 【環境NPOの活動と流域圏問題へのアプローチ】
・小谷 武(斐伊川くらぶ):「斐伊川くらぶ」の活動を通した流域圏問題へのアプローチ
・淺野敏久(広島大・総合科学):地域環境問題における「地元」と「流域」
4.懇親会
日 時:2000年5月13日(土) 18:30〜21:00
会 場:一畑百貨店「銀座ライオン」(JR松江駅前)
会 費:5,000円
5.巡検
日 時:2000年5月14日(日) 第1部 9:00〜12:30 第2部 13:30〜16:00
集合場所:第1部-JR松江駅前(松江テルサ正面玄関) 第2部-松江堀川地ビール館(1階)
テ ー マ:国際文化観光都市松江の今昔〜中心市街地活性化と水を活かしたまちづくりの現状〜
コース:第1部 JR松江駅(地下駐車場,駅前広場再整備工事等見学)
→天神町・白潟本町・京店(中心市街地の再開発)
→堀川遊覧船→松江堀川地ビール館(一時解散)
第2部 小泉八雲旧居→松江城山稲荷神社→松江城→島根ふるさと館(解散)
地形図:25,000分の1「松江」
案内者:杉元邦太郎(広島文教女子大),渡部 修(松江市役所),舩杉力修(島根大・法文 )
参加費:無料(ただし、堀川遊覧船(1200円程度)等は実費。)
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